自立援助ホームとは

自立援助ホームとは、虐待・貧困・非行など、なんらかの理由で家庭や施設にいられなくなり、「働かざるを得なくなった」15歳から20歳までの若者たちが入居する社会福祉施設です。「働かざるを得なくなった」という意味は、本人に十分な意欲と能力が備わっているか否かにかかわらず、家族も含め他の援助を受けることができなくなり、「すぐにでも自分が働いて生計を立てるしかない」状況を指します。しかしほとんどの場合、15歳から20歳前後の彼らは、就労意欲や能力面、精神面でもまだまだ未熟で、自分だけの力で衣食住を満たし生活できる状況にあるとは言いがたいのが現状です。このような「働かざるを得なくなった」彼らとスタッフが生活をともにし、彼らの自立に向けた準備を行うのが自立援助ホームです。
全国自立援助ホーム協議会ホームページも参考にしてください。

吾が家の約束

・仕事を見つけて働く。
・給料はスタッフと相談して精算し、貯金する。
・近隣や他の利用者の生活をおびやかさない。

施設概要

施設の紹介

施設名 社会福祉法人 栄寿会 自立援助ホーム 吾が家
住所 〒311-4203 茨城県水戸市上国井町3286-34
電話番号 029-239-7328(FAX兼用)
定員 女子6名(個室6室)
職員 常勤指導員3名・非常勤職員3名・心理療法担当職員1名・その他
建物 木造2階建
利用料 月額30,000円となります。 利用料には朝夕の食事、光熱費、新聞代等が含まれます。 月末に翌月分をお支払下さい。月途中の場合は日額1,000円で計算します。
入居期間 その人によって様々ですが、おおよそ1~2年前後を目安としています。 その間に、資金を貯め安定した生活力を養います。
Instagram 自立援助ホーム 吾が家(@jiritsuenjohome.wagaya)

平面図

吾が家 平面図

ホーム利用の流れ

入居相談 お近くの児童相談所、またはホームへ直接ご連絡下さい。 その後、ホームにて面接を行い、ホームでの生活を理解して自分の意志で入居を希望した場合に、手続きを進めます。希望であれば、体験入所もできます。
入居 ホームとの約束を確認し、誓約書にサインして入居となります。 入居時に必要なものは、健康診断書、転出届、日用品、所持金等です。
仕事探し ハローワークや求人誌等で探します。見つかるまでは、スタッフの手伝いや協力会社でのアルバイトをします。 仕事は日中で約6時間以上、週5以上働けるものとします。
生活 勤務時間に合わせた生活となります。 朝食と夕食はホームで用意します。昼食は各自で食べてください。朝は、それぞれの出社時間に合わせて起床し、朝食を取ります。 夕食は18時頃からです。特別な用事がない限り、みんなそろって食べます。 遅くても21時30分には帰宅してください。就寝は23時です。また、自分の事は自分で、責任を持って生活してください。
退居 生活の安定、貯金、本人の意思などをふまえて話し合いをして決めます。 その他に、ホームでの生活に問題があったり、適当でないと判断された場合は話し合いにより退居となります。
退居後 ホームを出てからも、どんな事でも相談にのります。いつでも連絡ください。

アクセス

●JR水郡線上菅谷駅より車で15分 ●常磐高速那珂ICより車で5分